【施工例あり】ジョリパットで外壁をオシャレに!仕上がり(色)・価格まで解説!
2024.01.18
そもそも「ジョリパット」とは?
ジョリパットとは、アイカ工業株式会社が製造・販売している「壁面仕上げ用の塗材」で、さまざまな外壁デザインの実現が可能です。またジョリパットは、一般的な乾式工法などで用いられる「サイディング」などとは異なり、現場で水などを混ぜて使われる湿式工法の材料となっています。
そのため、ただ色を塗布するだけのペンキなどとは異なる特性を持ち、凹凸や手触りを踏まえた「デザイン性の高い外壁」を施す仕上げ材として、多くの壁面で利用されています。
主に住宅の外装に使用されることが多いですが、門扉周りなどの外構や、内装にも使用され、ご自宅の内装用の商品展開も行われています。
塗り替えにジョリパットが選ばれるワケ
①:豊富なデザインから、オリジナルの仕上がりを選べる
ジョリパットが選ばれる理由は、何といっても「豊富なカラー・デザインバリエーション」にあります。
デザイン仕上げで言えば、「スクラッチ仕上げ」「レンガブロック調」「石目調」など、【全100種】以上のデザインパターンがあり、コテ、吹き付け、型押しローラーなどの仕上げ方法によっても、同じ素材でもデザインの違いが表現できます。
つまり『製品バリエーション×仕上げ方法』で、ご自宅に合わせたオリジナルの外壁仕上げが行えるのです。
②:『180色以上』のカラーラインナップから選択できる
ジョリパットが人気の理由は「デザイン性」だけではありません。デザイン同様、ジョリパットのカラーラインナップはなんと【180色】にもなります。
その中には、一般的な外壁に用いられる色合いに加え、和や洋の雰囲気を醸し出すカラーバリエーションも豊富。先にも紹介したデザインバリエーションも踏まえて、ご自宅だけのおしゃれな外壁に仕上げることができるのです。
③:色褪せしにくく、外壁メンテナンスも不要に
ジョリパットでの塗り替えは、「色の持続性・耐候性」の面でも、他の塗装と比較して優れています。特に、色褪せが起こりやすい濃い色調においても、その色鮮やかさを長期間保つことができます。
一見、ジョリパットのざらついた質感は「汚れが付きやすいのでは…?」と思われがちですが、実はその質感が雨水と調和し、汚れを自然に洗い流す効果があります。
さらに、時間の経過と共に味わい深い自然な風合いが現れるため、塗り壁特有の美しさを堪能できるのも大きな魅力の一つなのです。
④:耐久性・安全性を高める「オプション機能」も豊富!
ジョリパットは環境と健康に対する配慮がなされており、ホルムアルデヒドの放散量が非常に少ない『F☆☆☆☆等級』も獲得しています。さらにオプションとして提供される「汚染防止用のオーバーコート」を使用することで、塗装面が汚れにくくなるというメリットがあります。
他にもホルムアルデヒドを吸着・分解する能力や、調湿性能を備えたタイプ、さらに消臭や抗菌効果を有するタイプも存在し、それぞれのニーズに応じた選択が可能となっています。
ジョリパットのメリット・デメリットは?
ジョリパットは、デザイン性と耐久性に優れた外壁材ですが、いくつかのデメリットも存在します。
ジョリパットのメリット
他の塗装方法に比べてデザイン性が高く、職人によるコテ作業で独特の凹凸デザインを実現できます。また、耐用年数は約15〜20年と長く、耐久性にも優れています。
ジョリパットのデメリット
ジョリパットの外壁は割れやすく、特にモルタルやセメントの下地が原因で破損することがあります。また、凹凸のあるデザインは汚れが溜まりやすく、清掃が必要になることがあります。さらに、職人の手作業による独自のデザインは、一般的な塗装に比べてコストが高くなる傾向があります。
ジョリパット施工の価格はどれくらい?
ジョリパットは、先にも紹介したようなデザインや質感のオプションによって、1平方メートルあたりのコストが変わります。あくまでも目安ではありますが、ジョリパットでの施工は1平方メートルあたり、約【4,000円/㎡】となっています。
また、内装用のジョリパットは少々高くなっており、相場としては「5,000円/㎡〜16,500円/㎡〜」程度となるでしょう。
ジョリパットの施工方法は?
ジョリパットの施工手順は、以下のステップで行われます。
①高圧洗浄
まずは外壁に付着しているコケ、カビなどの汚れを落とし、外壁を乾燥させます。
ジョリパットはデザイン性が高い反面、丁寧な施工を行わないと他の塗料よりも汚れが目立ちやすい傾向にあるため、まずは
②コーキング
既存塗膜のひび割れなどをコーキングで補修し、下地調整で古い塗膜や汚れを除去して密着性を高めます。養生作業で塗装範囲外を保護した後、下塗りで接着力を向上させ、中塗りでジョリパット塗料を厚く塗ります。
③上塗り
ジョリパットの種類によっては、乾燥後の上塗りで、塗りムラ防止のため色を変える場合もあります。
施工方法には「手塗り」と「吹き付け」があり、それぞれ異なる質感が出るため、ジョリパット施工に慣れた職人がいる業者選びが大切です。職人の技術で仕上がりの風合いが変わるため、外壁リフォーム時には専門知識を持つ業者を選びましょう。
当社の施工事例のご紹介
ここからは当社のジョリパット塗り替え事例をご紹介していきます。具体的な仕上がりについて気になる方は、ぜひビフォー・アフターの参考にしてみてください。
事例①:色合いはそのままに、外観をリニューアルした事例
▲施工前
▲ ジョリパットでの施工後
全体的に黒ずみのあった外壁を、色合いはそのままに外観をリニューアルした事例です。
ジョリパットはさまざまなデザインに対応できる反面、そこまで派手にしたくないというお客様からは「今までの色味を崩さずに塗り替えできますか…?」と、よくご質問をいただきます。
もちろんそのようなご要望にも対応可能で、上記写真のように、新築時にこだわって選んだ色合い・風合いをそのまま残しつつ、汚れた箇所だけを一新するようなデザインに仕上げることも可能です。
事例②:「明るさ+質感の追加」で、門塀デザインを一新した事例
▲施工前
▲ ジョリパットでの施工後
こちらは玄関先(門塀)のデザインを一新した事例です。
色味を一新したのはもちろん、ジョリパット特有の「波目のある模様」を施すことで、まるで新築のような玄関先へとリニューアルしました。
外壁はもちろん、玄関や門というのは、ご自宅の見栄えに大きく関わる箇所ですので、「まずは入口部分だけでも塗り直したい」とご検討されている方も、ぜひご相談いただければと思います。
ジョリパット施工の際には「サンプル確認」を行おう
上でも紹介した通り、ジョリパットは豊富なデザインと色のバリエーションが特徴ですが、さまざまなタイプがある性質上、実際の仕上がりや僅かなニュアンスを把握するためには、サンプルや実物を見るのが最も最適です。
公式ウェブサイトなどからデザインや色を選んだら、塗り替えを依頼する塗装会社に、実際のサンプルの提供などを依頼して比較検討するようにしましょう。
またジョリパットの凹凸のあるデザインは、日光の当たり方によってもコントラストが異なるため、室内で見た印象と屋外で見た印象が異なることがあります。これらの特徴を踏まえて、実際の環境での見た目を正確に理解することができるというわけです。
当社でもジョリパットのバリエーション資料・サンプルの共有を行っておりますので、「まずは仕上がりを見てみたい」という方も、ぜひお気軽にお申し付けください。
ジョリパットを使った、オシャレな外壁塗り替えも、
馬渕塗工にお任せください!
本記事でも解説した通り、ジョリパットは「デザイン性の高い塗り替え」にうってつけですが、実際に希望した仕上がりになるか?は、当然、施工業者の技術力(デザイン技術)に依存します。
もちろん、同じ材料を仕様していたとしても、塗り方次第で表現方法は無限大にある。それが塗装・塗り替えの世界なのです。
当社では、職人歴【20年以上】の経験とデザイン技術をもとに、お住まいの外壁に「世界でたったひとつの外壁デザイン」を施します。
デザイン性の高い外壁塗装・塗り替えのご相談なら、馬渕塗工にお任せください!