【塗装前必見!】外壁塗装の”優良業者”の見分け方とは?悪徳業者にありがちな手口も解説
2024.04.30
そもそも塗装業者に”悪徳業者”が多い理由は?
1. 施主が「適正な見積もりか?」を判断できないから
外壁塗装は家の外から状態が一目で分かるため、悪徳業者にとっては飛び込み営業が行いやすい環境です。
また、外壁塗装には明確な定価が存在せず、材料費や工事内容によって価格が大きく変動するため、依頼主が適正価格を判断しにくいのが現状です。これが不正な価格設定や契約につながっていると考えられます。
下記記事では「外壁塗装の見積もりで見るべきポイント」について詳しく解説していますので、適正な見積もりかを判断する方法として、こちらもあわせてご覧ください! 「同じ外壁塗装なのに、なぜ業者によって見積もり費用が違うの?」とよくご質問いただきます。
本記事では業者に…
【プロが教える】塗装の見積もりで見るべき『4つのポイント』とは?金額を決める要素も解説!
2. 安い(性能が低い)塗料で施工しても気づかれないから
多くのお客様が塗装に関する詳しい知識を持たないため、品質の低い塗装をされてもそれが正常な施工かどうかを判断できません。さらに、塗装業には特別な資格が必要なく、誰でも業者として活動できるため、悪徳業者が市場に参入しやすい状況が生まれています。
3. 業者によって費用にバラつきがあるから
消費者保護の法整備により、これまでよりは悪徳業者も少なくなりましましたが、依然として問題は残っています。
「施主が適切な見積もりかを判断できない」という話にも付随しますが、塗装業界には、業界全体をリードするような大手企業が存在しないため、各業者が自由に自己の評価を名乗ることができます。これにより信頼できる業者を見分けることが施主にとって一層難しくなっているのです。
これらの要因により、悪徳業者が塗装業界に存在しやすい環境が形成されており、顧客としては業者選びに際して詳細な情報収集と慎重な判断が求められます。
こんな業者は要注意!悪徳業者がよく使う手口3選
1. 必要以上に「不安を煽る」セールストーク
悪徳業者の最も一般的な手口の一つは、外壁の状態を大げさに悪く言って不安を煽ることです。例えば「劣化がひどくて、すぐにでも壁が崩れるかもしれない」と言ったり、「放っておくと雨漏りが始まる」と警告します。
実際の状況はそこまで悪いわけではないことも多くありますので、見積もり依頼の際は、複数業者に依頼するようにしましょう。
2. 大幅な「値引き提案」をしてくる
悪徳業者は「大幅な値引きを提案」をしてくることもあるため注意が必要です。これは「アンカリング効果」と呼ばれる心理技術を利用しており、最初に非常に高い金額を提示し、その後の「大幅に安くなった価格」を魅力的に感じさせます。
しかし、この手法はしばしば工事の品質を犠牲にしている可能性があります。本当に優良な業者であれば、最初から適正な価格を提示するはずです。
3. 「オリジナル塗料」などの自社製品の宣伝
一部の業者は「30年も持つオリジナル塗料」などと自社の製品を過度に宣伝することがあります。しかし、塗料の開発は膨大なコストと時間を要するものであり、小規模な業者が独自に開発するのは非現実的です。
加えて、市場に出回っているどの塗料もそこまで長い耐久性を保証するものはありません。このような営業トークに惑わされないよう注意が必要です。
悪徳業者に引っかからないためにはどうすればいい?
1. 複数の業者で見積もりを比較検討する
外壁塗装は高額な投資になるため、慎重な業者選びが必要があります。
悪徳業者から身を守るためにも、複数の業者から見積もりを取り、それぞれの提案内容と価格を比較することが重要です。見積もりは書面で受け取り、その詳細を確認しましょう。急いで契約を迫る業者には注意が必要です。
2. 劣化状況・施工プロセスの具体性に注目する
提案内容の丁寧さや説明の分かりやすさにも注目しましょう。
良い業者は、使用する塗料の種類や量、施工プロセスを明確に説明し、見積もりにもそれらが詳細に記載されています。また、施工前の家の劣化状況の診断をしっかりと行い、その結果を基に見積もりを作成することが一般的です。説明が不十分な業者や、詳細な診断を行わない業者は避けるべきです。
3. 施主自身が基本的な知識を身につける
悪徳業者に騙されないためには、施主であるご自身が基本的な外壁塗装の知識を身につけることがなによりも有効です。
塗料の種類や劣化の兆候について調べ、適正な工事内容や費用の相場を理解しておくことで、大幅な値引きを条件に契約を急ぐような業者に対しても冷静に判断を下すことができるでしょう。
【全3選!】優良業者の見分け方とは?
①:業者の「施工実績」を確認する!
外壁塗装業者を選ぶ際、まず確認すべきは施工実績です。優良業者の多くは、自社のウェブサイトに「お客様の声」や「施工事例」といったページを設け、これまでの実績を公開しています。単なる文章だけでなく、施工の各工程を詳細に記録した写真やビデオを掲載しているかどうかが、業者の信頼性を測る大きなポイントとなります。
写真や動画は、文章よりも改ざんが難しいため、信憑性の高い情報源と言えるでしょう。また、自らの仕事ぶりを誇りを持って公開しているということは、その業者に在籍する職人たちが高い技術力と自信を持っている証拠でもあります。したがって、施工実績の内容を吟味することは、優良業者を見極める上で欠かせないステップだと言えるでしょう。
②:職人の資格・許可証の有無をチェック!
外壁塗装業者を選ぶ際、もう一つ重要なのが、在籍する職人やスタッフの実績や資格、許可証の有無です。外壁塗装業の開業自体に特別な免許は不要ですが、塗装技能士や塗装工事業許可など、技術力や事業規模を証明する資格や許可制度が存在します。
例えば、塗装技能士の1級、2級の取得には、一定の実務経験と専門知識が求められます。また、塗装工事業許可は、国や自治体による審査を通過した業者にのみ与えられるもので、専任の技術者や経営責任者の存在など、厳しい条件をクリアする必要があります。
これらの資格や許可は、いずれも簡単に取得できるものではないため、業者の信頼性を測る重要な指標となります。業者のウェブサイトで、職人やスタッフの資格、許可証の有無を確認することは、優良業者を見極める上で非常に有効な方法だと言えるでしょう。
当社では職人歴【20年以上】の経験と知識をもとに、末長く美観を保てる外壁・屋根塗装を行います。職人の資格・技術力に関するご質問もお気軽にお問い合わせください。
③:業者の「提示する条件」をしっかりチェック!
外壁塗装業者を選ぶ際、営業担当者との会話の中で「サービス」や「モニター価格」という言葉が出てきたら、注意が必要です。一般的にこれらの言葉は、無料や割引を連想させますが、安易に飛びつくのは危険です。
「サービス」と称して提供される内容が、他の項目で上乗せされていないか、塗装の回数など施工の詳細条件に問題がないかなど、業者に詳しく確認することが重要です。また、「モニター価格」という言葉も同様で、100万円以上の大幅値引きを提示する業者には、特に慎重になる必要があります。
そもそも、そこまでの値引きを行って業者にメリットがあるのか、冷静に考えてみることが大切です。「サービス」や「モニター価格」に惑わされることなく、業者が提示する条件をしっかりとチェックすることが、優良業者を選ぶ上で欠かせないポイントだと言えるでしょう。
当社が「5%OFFサービス」を行うワケ
当社は本当に”やるべき塗装”だけを提案するために、営業担当による押し売り施工を行っていません。つまり営業マンを雇うコストがなくなるため、「その分の費用をお客様に還元する」といった趣旨のもと、Web予約を行っていただいたお客様には5%OFFのキャッシュバックサービスを行っています。
本当にやるべき塗装をご提案する以上、当然お客様に還元できることも積極的に提案していきたい。そんな想いの元生まれたサービスですので、ぜひご活用いただければと思います。
※ご不明点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
「料金」や「塗料グレード」での営業には注意!
劣化にあわせた最適な施工見積もりか?を確認しよう!
本記事では悪徳業者の特徴や手口を説明しましたが、悪徳業者の特徴を一言でまとめるならば、「とにかく施主に優しいプランに見せる」ことです。具体的には
- 他社よりも安く施工できますよ!
- 値段は高いが、良い塗料を使用していますよ!
といった見せ方です。
当然ですが、屋根・外壁塗装を行う理由は、家をきれいに修復することにあるわけですから、費用感や使用する塗料というのは、ご自宅の「劣化状況」によっても違います。
そのため、金額や使用塗料ベースの見積もりではなく、「どこが汚れていて、どんな塗装が必要なのか?」といった、作業ベースで見積もり説明をしてもらうことで、悪徳業者に引っ掛かってしまう可能性も大きく低減できるでしょう。
また外壁劣化の相談をすると「軽微なものでも塗装営業をされそう…」と思われるかもしれませんが、私たち馬渕塗工では、お客様のご自宅を丁寧に診断し、「やるべきならやる、やらなくてもよければ”経過見でOK”」としっかりお伝えしておりますので、ご安心ください。
放置し続けて手遅れになってしまわぬよう、ご自宅の外壁メンテナンス(塗装・塗り替え)ならお気軽にご相談ください!