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外壁塗装の定番、「カチオンRF」とは?カチオン系塗料の特徴から効果まで徹底解説!

2023.05.20

「カチオンRF」とは?

カチオンRFは、住宅塗装において多用途に使用されるカチオン系の下地材です。この下地材は、外壁塗装を行うにあたって下塗りする塗料と強固な接着性を発揮し、耐久性のある仕上がりを実現することができます。

つまりカチオンRFは、外壁塗装・塀塗装において品質を高めるために欠かせない存在というわけですね。

カチオン系下地材とは?

「カチオン」とは、プラスの電気室を帯びた陽イオンのことで、建築現場では左官材料や防水剤として「カチオン系下地調整材」が使われています。

カチオンの特徴は、電化を用いた強い密着性にあります。建築現場の下地として使用するコンクリートやモルタルは、陰イオンを帯びているため、陽イオンである「カチオン系下地材」を使うことで、陰イオンが引きつけられて密着性が高まるのです。

建築現場でのカチオンの使用は、建物の耐久性を高めるために不可欠です。コンクリートやモルタルが固まると、その表面には微細な気孔ができてしまいます。これらの気孔が存在すると、水分が侵入して膨張したり、凍結したりすると建物の崩壊につながる恐れがあります。

しかし、カチオン系下地材を使用することで、これらの気孔を埋めることができ、建物の耐久性を高めることができるのです。

下記記事では、塗料に使われる「カチオン」についてより詳しく解説していますので、こちらもあわせてご覧ください!

そもそも塗装における「下地調整」って何?

外壁塗装における「下地調整」というのは、塗装する下地表面のキズや隙間を除去したり、塗装面の凸凹やひび割れを修繕し滑かにするために使用されます。

塗装前の下地処理が不十分だと、塗りムラや劣化が進みやすくなってしまいます。適切な下地処理を行うことで、ムラや劣化といった問題を防ぎ、美しく長持ちする塗装仕上がりを実現できるのです。

また塗装における下地処理には、以下のような作業が含まれます。

  • 洗浄…サビや汚れを落とし、下地面をきれいにする
  • 研磨…下地面を滑らかにする
  • 下地処理剤の施工…下地面に密着する下地処理剤を塗る
  • 穴埋め…壊れた箇所や傷を修復する

これらの作業を丁寧に行うことで、高品質な塗装仕上げを実現することができるというわけです。

外壁塗装を依頼する際には、こういった「下地処理までしっかりと行ってくれる会社か?」をしっかりと確認しておくようにしましょう。

外壁塗装を依頼する際の会社選びに迷ったら、ぜひ下記記事もあわせてご覧ください。

カチオン系下地材の適応部位は?

カチオン系下地材は非常に優秀な下地材であり、住宅塗装においてさまざまな部分で利用することが可能です。

具体的な適応箇所は、以下のようになっています。

適応部位

  • 内壁・外壁塗装における下地材
  • 内床・外床の修繕における下地材
  • 天井補修における下地材

適応下地

  • コンクリート、モルタルなど
  • ブロックパネル
  • PC板、ALCパネル
  • タイル など

カチオンRFが選ばれる特徴とは?

ここからはカチオンRFが選ばれる特徴について、以下5項目について解説していきます!

  • あらゆる道具で使いやすい、優れた作業性
  • 徹底した品質管理による「高い下地性能」
  • 取り扱いが容易

1.あらゆる施工で使いやすい、優れた作業性

カチオンRFは塗布ローラーをはじめ、吹付け、コテ塗りなど、あらゆる道具での施工が可能なため、その優れた作業性が塗装職人に高く評価されています。

2.徹底した品質管理による「高い下地材性能」

カチオンRFは徹底した品質管理のもとで製造されているため、下地材として常に安定した下地性能が得られます。

3.取り扱いが容易

カチオンRFは、水と練り混ぜるだけで使用可能な「一材型材料」であるため、他の二材型材料と比較しても取り扱いが容易なことが特徴です。

カチオンRFの施工手順は?

実際にカチオンRFを下地調整材として利用する際の、施工手順を4ステップに分けてご紹介します!

1.下地処理

施工面において、モルタルの接着を阻害するコンクリート脆弱層・レイタンス・油分・汚れなどを除去します。

2.混ぜ合わせ

カチオンRF(1袋20kg)に対して、清水10〜13Lを入れ込み、ハンドミキサーなどで十分に練り混ぜます。
※可使用時間の目安は1時間程度となっています。

3.塗りつけ

混ぜ合わせが完了したら、実際に塗布面に塗りつけていきます。工法は吹付塗り、ローラー塗り、刷毛塗りで行い、垂れや塗りムラ、塗り残しのないよう均一に塗りつけます。

4.養生

塗り付け後は、降雨・降雪・通風・直射日光などを避け、十分に硬化するまで養生を行えば施工完了となります。

下地まで丁寧に塗ることで「塗れた状態」はつくれる

住宅塗装において、良い塗料を使用すればもちろん見栄えは良くなります。

しかし、適切な下地調整を行ったり、適切なタイミングで丁寧に塗装を行わなければ「塗料の耐久性」や「建物を外的要因から守る」といった、塗装が持つ本来の効果を十分に発揮できません。

(当社ではこれを「塗っただけの塗装」と定義しています)

当社では、下地調整に使用する素材からこだわり、塗った直後の美観はもちろん、塗装後も長く満足いただける「塗れた状態の塗装」を行っております。

一軒一軒ていねいに施工することで、ご家庭をより美しく蘇らせるとともに、より耐久性に優れた長持ちする家へと修繕いたします。

岐阜県で外壁・屋根塗装に関する悩みがあれば、ぜひ一度当社にご相談ください。

>>無料見積り・ご相談はこちらから

この記事を書いた人

馬渕塗工 代表 馬渕高広

馬渕塗工 代表 馬渕高広

保有資格:一級建築塗装技能士、有機溶剤取扱主任者講習、足場の組み立て等作業主任者、一級樹脂接着剤注入施工技能士、IAU 無人航空機操縦技能講習

お客様の声

お客様の声

今回、依頼をさせていただいた決め手は、最初にホームページを見た際に、実直で信頼できる印象を受けたためです。
実際に相談した時の印象も、明確な根拠に基づく説明と柔軟な提案をしていただき、一番心配だった金額の部分も詳細な見積書を出して頂き、当初の印象が確信に変わりました。
施工していただいた後は施工時の対応も含め、責任ある工事をしていただけたと感じ、安心して任せることができ、お願いして本当に良かったなと感じております。

大垣市 W様

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ご相談例

「見積もりがほしい」
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親切、丁寧な対応を心がけております。疑問や悩み事など、なんなりとご相談ください。

例:80万円の塗装工事の場合、5%分(4万円)をお値引きさせていただきます。

馬渕塗工 代表 馬渕 高広(まぶち たかひろ)

わたしが塗装工事に携わって、
2019年には20年目になります。

この20年の歳月の中でも、
大小さまざまな変化がありました。
塗料の種類・今だからこそ塗れるようになったもの・
職人に求められる能力……
新しい常識に遅れを取らないよう、今日も勉強し、
知見を深めつづけています。

時代とともに変化する部分も多々ありますが、
職人として、
「塗装工事を頼んで本当に良かった」とお客様に言っていただけるよう、
考えて行動する姿勢だけは変えず、今後も最善を尽くしてまいります。

保有資格

一級建築塗装技能士、
有機溶剤取扱主任者講習、
足場の組み立て等作業主任者、
一級樹脂接着剤注入施工技能士、
IAU 無人航空機操縦技能講習

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