壊れてしまっていたケイカル板を張り替えました
岐阜県揖斐郡M様邸 修繕作業
2024.01.17
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施工箇所軒天 霧よけ(ひさし)
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工程下地処理・養生
作業内容は、家の軒天(のきてん)という部分の修繕でした。
軒天とは、屋根の端が建物の壁からはみ出している部分の下側、つまり屋根のひさしがある場所です。
この作業で取り扱われたのは、ケイカル板の張り替えで、ケイカル板とは、耐火性や耐水性に優れた建築材料で、主にケイ酸と石灰を原料とし、補強繊維が加えられています。この材料は、丈夫で長持ちし、腐食しにくいのが特徴です。
M様邸の小庇(こひさし)側面に使用されていたケイカル板は、時間が経つにつれて劣化し、ボロボロになってしまっていましたため、古くなったケイカル板を取り除き、新しいケイカル板で張り替える作業を行いました。
水が建物内部に侵入しないようにするため、新しいケイカル板は軒天部分よりも15ミリ長く施工しました。
これにより、雨水が適切に流れ落ちるようになります。
また、建物の角部分は水漏れを防ぐためにシーリング処理が必要であり、このために5.5ミリのスペースを空けて打ち代(うちしろ)を確保しました。
施工後
施工後