岐阜県岐阜市E様邸 シーリング工事
昨日、シーリング工事の前段階まで進んでいたので、続きを施工していきます。
まずは、昨日の高圧洗浄にて軒天の一部が壊れていることが分かり修理からです。
一部を切り取りケイカル板を交換して繋ぎ目をパテ処理しました。
樋が金具から一部外れていたので、何とかはめ直して元通りにしました。
本来は、手前から引っかけて後ろを押し上げ固定するため逆の手順で戻すため結構大変でした。
何で、こんな事になるかと言うと・・・雪が原因です。
積雪した際に樋の上に必要以上な力がかかり、外れてしまう事があります。外れていない部分もあるため、ある意味積雪が少ない地域なので運なのかとも思ってしまいます。
そのまま塗装しても外れたままではダメなので、何とか戻しております。
メインに進めているシーリング工事は、初日ですので撤去をしております。
撤去をしてサイディングの素地が出るまで削ぎ落として、ボンドブレイカー(赤色)を貼り付けていきます。
シーリングは出来るだけサイディングの素地に接着するように施工しないといけないため、どこまで撤去をしていくのかが大事です。
その後、三面接着を防ぐためのボンドブレイカーを貼ります。
年数が経過しているため、基本的には新築時の青色のボンドブレイカーは壊れてしまっており機能しておりません。
シーリングが完了してしまえば実際にボンドブレイカーを施工したか分からなくなりますが、本来のサイディングにおけるシーリングの性能を発揮出来る用に施工しております。
サッシ廻りのシーリングも、打ち代が無い場合は撤去をしております。
打ち代が無くペラペラの状態で施工しても意味が無いため、行っていません。
シーリングで大事なのは、厚みが確保できるか?出来ないか?なので、確保できなければ確保出来るように施工するのが一番大事です。
換気扇フード周りにはシリコンにて施工してある事が大半ですので、削り取り接着が少しでも良くなるようワイヤーブラシにて清掃まで行います。
次もシーリングを行っていきます。