2023.07.20
ALC外壁のシーリング工事。弊社では撤去打ち替えをしております。
昨日、洗浄も完工してシーリング工事へと進んでおります。
シーリング工事とは、建物の隙間を埋めて、雨水やホコリの侵入を防ぐ工事のことで、外壁やガラス、窓の周りなど、建物のつなぎ目に特殊な材料を充填します。これによって、建物を長持ちさせることができます。
ALC外壁の場合、弊社では基本的に撤去打ち替えをしております。
カッターで切る事も可能ですが、寄れたりして正常な部分を壊してしまうのを防ぐためにマルチツールを使っております。
打ち代が無いのにも関わらず、増し打ちを推奨している方が非常に多いですが、シーリング工事は防水工事です。
適切な施工が出来る用にご提案するのが普通だと思っておりますので、このパターンなら大丈夫。これは駄目ですと伝えるようにしております。
2023.07.24
ALC外壁のシーリング工事はサッシにプライマーがつきすぎないように保護
シーリング施工をする前にALC外壁のためサッシ側にテープを貼って、プライマー・シーリングが必要以上に付かないようにしていきます。
弊社では、壁と軒天の境・軒天と破風鼻隠しの境の両方とも施工をしております。
軽視されがちな部分ですが、水の動き等を考えますと後々に漏水に繋がる恐れがあるため施工を省くことはしておりません。
毎日コツコツ進めております。
2024.01.15
ALC目地のシーリングを撤去。シーリングは厚み10ミリ×幅10ミリの打ち代が必要
ALC外壁のため繋ぎ部分がシーリング処理してあり、経年劣化によるヒビ割れがありました。
ALCとは、軽量気泡コンクリートので、Autoclaved Light-weight Concreteの頭文字をとりALCと呼ばれます。
大きい軽石のようなもので、コンクリートの長所である耐久性や耐火性がありながら、コンクリートの4分の1ほどの軽さが特徴です。また気泡に含まれる空気の層が、熱を伝わりにくくすることで断熱性があります。
シーリング工事は厚み10ミリ×幅10ミリが基本サイズで重要ですので、弊社ではALC外壁の目地部分がこのサイズを確保出来ない建物の場合、撤去しております。
1回目の塗装工事の際は、ALCの目地は撤去しなくても大丈夫と言われる方がよくいますが、基本サイズ以上の打ち代(うちしろ)が確保されていない場合は要注意です。
カッターナイフで地道にコツコツと切断していき、サッシ廻りでカッターナイフで取れない所は、マルチツールを使用して撤去していきます。
2024.01.26
サイディング外壁のシーリング目地は二面接着が重要です
コーキング作業を行いました。
コーキングとは外壁サイディングボード同士の継ぎ目、建物の合わせ目やすき間を、コーキング(シーリング)材で充填することで気密性や防水性を高める工事です。
破風・鼻隠しのシーリングも撤去しました。
サイディングの目地はサイディング同士の繋ぎ目としてあります。
温度変化によりサイディング材が少しだけ伸び縮みしたりしており、目地部のシーリングが動いて追従しています。
シーリング材も温度変化で伸び縮みをして隙間が出来ないように変形して元に戻っているため、くっ付いている部分はサイディング材とだけ接着しないとダメなため、二面接着になるようにボンドブレーカー(赤色)の物を新規で貼り付けています。
ボンドブレーカーは、「絶縁テープ」とも言い、目地が深くない場合にシーリング材の3面接着を回避する目的で目地底に張り付けるテープ状の材料です。
二面接着や三面接着を人で例えると
二面接着は両手を引っ張られても、どちらにでも動きやすい状態です
三面接着は背中を壁に固定して両手を引っ張られると、腕だけが少しだけ引っ張られてそれ以上は動けない状態です。
2024.01.18
シーリングが被着体と接着させるために、しっかりとカッターで削ります
無心でシーリングの撤去をしております
シーリングは出来るだけ被着体と接着させたいので一度カッターナイフで切った後にガリガリとサイディングの面が出るように削ります。
ガリガリしなければ早いのでしょうが、弊社は早さを追求していないのと如何にベストな状態で施工するのを大事にしているのでガリガリしてしまいます。
以外にガリガリして薄皮まで削れるのが少しだけ楽しかったりします。
2023.07.28
シーリングは厚みを持たせることが大切|時間・材料は惜しまず使いましょう
引き続きシーリング工事を施工していきます。
早業は無いため、どれだけコツコツと進めて行くのが重要です。
シーリングに厚みを持たせることが大前提ですので、時間・材料を多く使っても一番最良の選択肢をご提案して施工しております。
シーリング工事に疑問をもたれましたら、是非弊社にご相談してみて下さい。
2024.01.30
シーリングを綺麗に仕上げるためにはテープ貼りが重要です
コーキング作業(外壁サイディングボードの継ぎ目、建物のすき間に、コーキング材を充填する工事)を行います。
綺麗に仕上げるためにはテープ貼りが重要で、上から下まで繋げてテープを貼ってしまうと、施工時に足場の段差で捲れないと手が汚れてしまい周りを汚す恐れがあるため、どこでテープを継ぎ足すかを考えて施工します。
破風・鼻隠しの継ぎ目にはシーリングが施工されていますが、ほぼ100%近く新築時に三面接着を防ぐボンドブレイカー・バックアップ材のどちらも施工されておりません。
ボンドブレーカーとは「絶縁テープ」ともいうテープ状の材料、バックアップ材とは外壁面の目地へ使用するポリエチレン発泡体です。
目地が深くない場合に深さの調節に使われる部材で、シーリング材の3面接着を回避する目的で目地底に張り付けて使用します。
どんな場面でもワーキングジョイント(動きの大きい目地)は二面接着ですので、細かな部分も施工し直します。
2024.02.09
シーリング工事は直ぐには完了しません。プライマー・打設・均しの作業を行います
テマスキングテープ貼りが完了しプライマー(接着剤)を塗布して乾燥させてから、シーリング(オートンイクシード)を打設します。
その後、均してマスキングテープを取り完成です。
外壁と軒天の取り合い、その反対側の軒天と破風鼻隠し板の取り合いまでキッチリ施工します。
取り合いを施工しない企業様が多いのですが、理由があって新築時にシーリングが施工してあります。
シーリング工事に疑問を持たれましたら、是非ご相談して頂ければ思います。