2023.02.22
岐阜県瑞穂市Y様邸 下地処理 下塗り
今日も、下地処理から始めていきます。
鉄部・樋はとにかくケレン作業でゴシゴシが基本です。
仕上がってしまえば分からなくなってしまう作業ですが、付着力を増やすためにも大切な施工内容です。
その後、清掃して下塗り・アレスダイナミックプライマーを施工していきます。
屋根板金の釘が出てこないように釘頭にシーリングを施工してあります。
ほんの少しの心遣いでより良い方に向けて施工出来るのは楽しい限りですね。少しでも良い仕上がりを!!
細かな部分の刷毛を取りローラーで施工していきます。
2回目の下塗りですが、1回目と比べて吸い込み具合が違うので塗装していてもこんなにも違うのかと実感できる部分です。
上塗りの塗料の性能が発揮できるように施工するのが本来の塗装工事だと思います。
2023.02.21
岐阜県瑞穂市Y様邸 屋根下地処理
外壁の方では、シーリング工事真っただ中のため屋根から施工しております。
シーリング工事が無くても、屋根からの施工なんですけどね・・・お風呂に入るのと同じで上から順番に施工していきます。
板金部分をゴシゴシと細かな傷を付けるケレン作業をします。
その後、出ている釘を金づちでトントンと叩いて戻してあげます。
軒先の唐草にも下塗り・アレスダイナミックプライマーを施工します。
棟板金に下塗り・アレスダイナミックプライマーを施工してから、下塗り・ガンコシーラーマイルドを塗布していきます。
板金部分と屋根材の下塗りは違っており、分けなければいけないため出来る限り板金部分の下塗りが屋根材に付かないように施工します。
適性が無いわけでは無いですが、見えない部分だけども拘りたいので拘ってます。
明日も、屋根の下塗り・外壁の下地処理を始めていきます。
2023.02.19
岐阜県瑞穂市F様邸 外構塀の塗装
数日間、ブログの更新を止めてしまい申し訳ございません。
所属している組合の役員会に夕方以降でておりました。
下塗りを前日に施工します。関西ペイント・ダイナミックシーラーアクアを使用しました。
水性二液型エポキシシーラーを使用する事により既に施工してある塗膜への影響を限りなく低くし材料の選定をしております。
施工した直後は白く見えるのですが、乾くと透明に変化します。
お隣様から許可を頂けて土地に入りながらの施工です。フェンスの下部に電気配線が通っていて外せなかったので工夫して施工します。
その後、中塗り・上塗りを施工していきます。
使用材料は、関西ペイント・デコラフレッシュを使います。砂壁に対して意匠性を損なうことなく仕上げられるのと透湿性が高いため膨れなどの不具合が非常に出にくい特徴を持っています。
外構塀に間違った種類の仕様で塗装してしまうと膨れが出てしまい直すのがかなり難しくなります。
塗装屋さん毎に仕様書は違っておりますが、膨れがかなり出てしまっている外構塀を見ると心が痛くなります。
中塗りが終わった後ですが、透けてしまっています。これは仕方が無い事です。塗り忘れが無いように気を付けて施工していきます。
上塗りの際も刷毛で施工してからローラーで施工します。
上塗りが完成して乾いてきて色が上る(発色)してくると透けている事も無くなり、ご注文された色になります。
後は、養生を剥がして完了です。
2023.02.08
岐阜県瑞穂市F様邸 壁 下塗り
パッキン部処理など終わり、軒天・壁の下塗りを始めます。
軒天と外壁の下塗りの種類を変えて施工しました。同じでも大丈夫かもしれませんが少し心配で不具合の可能性を極力下げたいため種類を選びました。
お見積書の材料とは違いますが、ご説明して変更しております。
刷毛で細かな所を塗装して、ローラーで広い面を塗り残しが無いように施工していきます。
その後、外壁の下塗りをしました。
外壁は、より付着が良くなるように溶剤系を選択しました。
臭いはきついかもしれませんが、色々と考えた末に選択致しました。
透明であっても、施工した場所はテカテカ光るのと色が濃くなるため分かる用になっております。
明日から、選ばれたお色にて中塗りを始めていきます。
2023.02.04
塩ビ鋼板の屋根の下地処理|三種ケレンでさび等を除去し塗料はエポマリンGX
昨日、更新をしておりませんでしたので二日分です。
先ずは、下地処理の三種ケレンからです。
鉄部・樋などは細かな傷をつけないと上手く塗料が密着しません。ですので三種ケレンと言う手にもって行うケレン道具で施工します。
こんな感じで、ひたすらにゴシゴシゴシと表面を研磨していきます。
非常に地味で後には残らない作業ですが、重要な事ですので省くことは出来ません。
次に塩ビ鋼板と呼ばれる建材をチェックしていきます。ユニット形式のハウスメーカーさんが良く使っている物ですが、年数が立ってくるとこんな状態になります。
「塩ビ鋼板」については、下記記事でも詳しく解説しています。
関連記事:『屋根・外壁の「塩ビ鋼板」ってどんな素材?メンテナンスのタイミングや注意点まで解説!』
ペローンと捲れてしまうんです。これは鉄に塩化ビニールが貼り付けてあるだけなので、端部や角の部分は弱いからなんです。
これを次のように処理します。
健全な部分を傷つけないようにスクレーパーで脆弱部を捲り、ケレン道具でゴシゴシゴシです。
これで、OKです。
もし、お客様にて確認するなら、塩ビ鋼板だから大丈夫とかでは無く下から錆びないと捲れないので捲れてきている部分があったら先ずは、軽く捲って見て錆がどこまで進行しているのか確認した方が良いかもしれません。
その後、下塗り・エポマリンGXを施工します。
塩ビ鋼板には間違った下塗りを施工するとタックと呼ばれる現象が起き、いつまでたってもペタペタ・ネチャネチャしてしまいます。
塩ビ鋼板専用の下塗りもあるのですが、防錆力は無い物があり錆には意味がありません。
弊社は、防錆力があり塩ビ鋼板に対応しているエポマリンGXを使用します。
強溶剤なので臭いはありますが、対応していないと意味が無いため我慢をお願いしております。
下塗りが乾いた次の日から、養生をします。
換気扇が使えるように下側は空けるように施工します。
後は、一か所づつ確認しながら貼っていきます。
次も養生作業をしていきます。