2023.01.06
岐阜県岐阜市E様邸 下地処理
昨日から足場仮設を開始致しました。
本日から高圧洗浄・浮き直し・ベランダデッキ材取り外しを行いました。
塗装工事の最初の下地調整は高圧洗浄ですので、見落としが無いように行います。
洗浄前は、この様な感じで苔が発生していたり黒ずみ汚れが目立ちます。
洗浄後は、ここまで綺麗に落ちます。洗浄をしないと汚れの上に塗装する事になるので密着力が確保出来ない恐れがあります。
例えばですが、お化粧をするにしても洗顔をしてから行うと思うのですが、塗装工事も一緒です。
良く塗装工事は、お化粧の順番に似ていると言われますが本当にその通りだと思います。
サイディングに浮きが有ったのでビスにて補修打ちを行いました。
業者さんによっては、浮きを戻すとサイディングが割れてしまうため出来ないと断言する方がみえますが、基本的に間違った施工手順を踏まなければ割れる事は無いです。
例外的に、戻した際に他の部分に負荷がかかる反り方をしている場合はご説明させて頂いて行わない場合もあります。
その後ベランダデッキ材を取り外しました。
今回、どうしても取り外しがしたくお客様に取り外した際に出来る確認と施工があるとお見積り時にお話をさせて頂きました。
下の写真にあるようにサイディングが欠けてしまっている部分は・・・デッキ材との隙間であり上から覗いても分からない部分です。
正直、デッキ材の脱着は手間であり室外機も乗っていることもあり大変です。
でも、塗装工事をした後には、何年も確認される事は無い部分になってしまいます。
勿論、年数が立った後にサイディングが壊れてしまってその際に原因が「ここですね」となるかもしれません。
でも、今回の塗装をする際にシーリングを行い塗装する事により耐久性を上げる事は出来ます。デッキ材を取り付けをした際には施工してあるかハッキリ言って分からなくなる部分ですが、だからと言って施工しなくても良い理由にはならないと考えます。
塗装工事にて外装のメンテナンスのプロであるなら、本当に全体の事を考えて施工するべきだと思います。
明日からはシーリング工事の下準備と軒天ケイカルの一部補修を始めていきます。
本格的に塗装工事が出来るのはまだまだ先になりそうです。
2023.01.09
岐阜県岐阜市E様邸 下地処理 一部下塗り
本日は、シーリング班が現場に入らないため塗装工事で必要な下地処理(三種ケレン)などを行いました。
樋・シャッターボックス・水切り・換気扇フードなど、鉄部やプラスチックには細かな傷を付け塗料の密着度が増える作業を行います。
細かな傷を付ける事によりツルツルしている表面に引っ掛かりをつけクサビの役割を果たさせます。
錆ていないから錆止め(下塗り)は必要ないと言う方がいますが、それは非常に間違いです。
下塗りは、基材と塗料をくっつけるための物であるので、より密着がますので必要です。
その後、下塗りをします。
水切りは、奥まで刷毛を入れて施工します。奥まで施工すると刷毛が直ぐに使い物にならなくなりますが仕方が無いと思っています。
それよりも下塗りが施工出来ていない方が問題だと思うので奥までガシガシ入れていきます。
樋の受け金具も下塗りをします。
金具の後ろの鼻隠しサイディングには違う種類の下塗りをしますので、先に鉄部の下塗りをいれないとサイディングの下塗りが付着した時に密着しないため、塗装する順番も大切です。
わざわざ下塗りを変えるのは出来る限りの最善を尽くすためには当然必要な事なのです。
これにて塗装工事が開始できるのはシーリング工事が完了してからになるため、明日からのシーリング工事を頑張る感じです。
焦っても進まないので、コツコツ進めて行きます。
2023.01.19
岐阜県岐阜市E様邸 下塗り・上塗りなど
本日は、次のお客様宅のご近隣に挨拶状をお配りしてからの施工でした。
到着が定時より1時間遅れの9時になってしまい申し訳ございません。
昨日の続きから施工をしていきます。
屋根の上の夜露が凍ってしまっていて登れないため、外壁の下塗りの続きから施工しました。
狭い部分も誤魔化しなく施工しております。
ボイラーの下部には配管を隠すためのスカートが付いているのですが、弊社では基本的に外しております。
ネジで止まっているだけで外すのは容易なのと、現在販売されているボイラーが昔の型に比べてコンパクトになり性能は良くなっているため、交換した際に未塗装箇所が出来るだけ少なくなるようにと考え施工してます。
ガス管の後ろも下塗りを施工します。
15時頃に全ての下塗りが完了して、軒天の上塗りを始めました。
同じ種類の同じ色を塗装しても乾くまでは色が違うため塗り残しが無いように施工出来ます。
乾いてしまえば選んで頂いたお色と同じになりますので、ご安心ください。
軒天が完了したのが16時15分過ぎでしたので、作業が出来る残りの時間を考えて片づけを行いました。
明日は、軒天と壁の境にマスキングテープを貼った後、壁の中塗りの開始です。
2023.01.31
岐阜県岐阜市E様邸 付帯部 上塗り
ここ最近、天候に恵まれておらず施工が進んでおりませんでした。
天気だけは、努力で賄えないのが辛い所です。
上塗りでも、細かな奥まで施工していきます。
カスレなど出ないように確認しながら進めます。
取り外した、具材の戻し・手直し・清掃で施工は完了できそうです。
2023.01.24
岐阜県岐阜市E様邸 付帯部など開始
昨日の続きの西面外壁上塗りから始めます。
同じ用に繰り返し塗装をしていきます。
その後、養生を外して付帯部分を施工していきます。
樋の後ろにある鼻隠し板も瓦とのギリギリまで攻め込んで施工していきます。
シャッターボックス・換気扇フードも同じ色で施工します。
中塗りなので、次の時は上塗りを施工して本来の光沢・耐久性になるように意識して施工します。
明日からの天気が良い事を祈って本日は作業を終えました。
2023.01.29
岐阜県岐阜市E様邸 付帯部分塗装
かねてより進めておりました。付帯部分塗装です。
茶色くなっている部分を水切りと呼びます。
奥になっている部分は、塗装しずらく、さらに覗き込みながら上のサイディングに付かないように施工しないといけないため、時間を要します。
奥になっている部分を外壁の色で施工してある場合が多いのですが、弊社では「サイディング」と「水切り」は違う部位のため分けるのが正しいのでは無いかと判断しております。
業者都合で楽な方に逃げるのは簡単ですが、どうも出来ない性分の様です。
職人=拘りがある
を貫いていきたいです。
明日から、付帯部分の上塗りを施工していきます。
2023.02.02
岐阜県岐阜市E様邸 器具取付 など
昨日、塗装作業は手直し以外完了しており、外していた物を取り付けます。
エアコンカバーを取り付け、頭の部分には本当に透明になるシーリング材で隙間を埋めます。
シリコンシーリング材を使ってしまうと、ブリード(汚れ)汚染・次の塗装の際に密着不良などが起こり良い事が無いため使用しません。
釘の頭にも同じ透明になるシーリングを施します。
臭気パイプには基本的に鉄の支持金具が使われているのですが、金具の後ろ側(裏)は施工出来ないため取り外しが出来る建物の場合はステンレスに物に変更しております。
これで錆びる事は無いので美観を維持できます。
まだ、足場解体まで日にちがありますが、こんな感じで仕上がりました。
2023.01.16
岐阜県岐阜市E様邸 塗装前準備
先週の金曜日にシーリング工事が完了して、次の工程に進むためのシーリング打設後36時間ルール(今回は遅延材を入れているため48時間)を守り本日より塗装前の養生等を進めて行きます。
コツコツ一か所毎に養生をしていきます。足場の中間に窓があると上に移動して下に移動してを繰り返して作業をしていきます。
窓だけで言えばほぼほぼ一日で完了できるのですが、樋・水切り・床がありますので一日では完了できませんでした。
さらに本日は、ベランダデッキ材取り付けをするためデッキ材よりも下になる部分を先行塗装しました。
午前中に下塗り(ワイドシーラーホワイト)を塗布しておきます。
その後、外気温が13度でしたので5時間ほど乾燥させて、次の工程の中塗りをしました。
サッシの下側でデッキ材で100%隠れる部分も同じように施工します。
明日、上塗りを施工してデッキ材を元に戻したいと思います。
明日も、本日の続きを施工していきます。