岐阜県岐阜市E様邸 下地処理
昨日から足場仮設を開始致しました。
本日から高圧洗浄・浮き直し・ベランダデッキ材取り外しを行いました。
塗装工事の最初の下地調整は高圧洗浄ですので、見落としが無いように行います。
洗浄前は、この様な感じで苔が発生していたり黒ずみ汚れが目立ちます。
洗浄後は、ここまで綺麗に落ちます。洗浄をしないと汚れの上に塗装する事になるので密着力が確保出来ない恐れがあります。
例えばですが、お化粧をするにしても洗顔をしてから行うと思うのですが、塗装工事も一緒です。
良く塗装工事は、お化粧の順番に似ていると言われますが本当にその通りだと思います。
サイディングに浮きが有ったのでビスにて補修打ちを行いました。
業者さんによっては、浮きを戻すとサイディングが割れてしまうため出来ないと断言する方がみえますが、基本的に間違った施工手順を踏まなければ割れる事は無いです。
例外的に、戻した際に他の部分に負荷がかかる反り方をしている場合はご説明させて頂いて行わない場合もあります。
その後ベランダデッキ材を取り外しました。
今回、どうしても取り外しがしたくお客様に取り外した際に出来る確認と施工があるとお見積り時にお話をさせて頂きました。
下の写真にあるようにサイディングが欠けてしまっている部分は・・・デッキ材との隙間であり上から覗いても分からない部分です。
正直、デッキ材の脱着は手間であり室外機も乗っていることもあり大変です。
でも、塗装工事をした後には、何年も確認される事は無い部分になってしまいます。
勿論、年数が立った後にサイディングが壊れてしまってその際に原因が「ここですね」となるかもしれません。
でも、今回の塗装をする際にシーリングを行い塗装する事により耐久性を上げる事は出来ます。デッキ材を取り付けをした際には施工してあるかハッキリ言って分からなくなる部分ですが、だからと言って施工しなくても良い理由にはならないと考えます。
塗装工事にて外装のメンテナンスのプロであるなら、本当に全体の事を考えて施工するべきだと思います。
明日からはシーリング工事の下準備と軒天ケイカルの一部補修を始めていきます。
本格的に塗装工事が出来るのはまだまだ先になりそうです。